6月 112015
 

「CPU コレクション」のカテゴリです。前回は見たこともないしウェブ上に情報も無い MIPS な CPU だと思っていたジオメトリエンジンを掲載しましたが、今回もまたあやすぃ MIPS な CPU の登場です。

型番は IDT 79R4600-133G と、いうふうに書かかれています。 IDT がメーカ名だとすると、んーーっ!! ちょっと待ってくれー。 x86 アーキテクチャな CPU で Socket7 の WinChip という CPU を僕は持っているのですが、今回登場する CPU も IDT というメーカの CPU だぞぉ。

と、いうことで、同じメーカが x86 や MIPS アーキテクチャの CPU を作っていたのね。 AMD みたいだなぁ。

で、表側を写真はこんな感じ。

IDT_79R4600_133G_1

“Orion” と良く見えますね。でもって、綺麗な CPU です。
この CPU は MIPS R4600 でクロックは 133MHz のようです。 CPU World にも親戚達 が掲載されているので、この CPU はそれなりにメジャーである。と、いうことになるでしょうかね。

でもってこっちが裏側です。

IDT_79R4600_133G_2

ふむー。ピンが並んでいます。

それにしても・・。手元に MIPS の CPU が全部で三個(あぅ。一個はジオメトリエンジンだぁ・・。)になりました。 NEC の VR5000 と、前回掲載した 東芝製のヤツと、そして今回の掲載するヤツ。

いっそのこと、三つを比べてみましょう。

こちらが表側です。

IDT_79R4600_133G_3

NEC の VR5000 は地味ですね。一番上に “NEC VR5000” と書かれていますが。それにひきかえ、他の二つはゴールドが派手です。こーいう派手なヤツは CPU としてはなんか好きです;-)。

でもってこっちが裏側。

IDT_79R4600_133G_4

表の見た感じも十分に楽しいのですが、裏側を見るとこっちは驚きです。全ての CPU でピン配置が違うんですよね。
これが MIPS アーキテクチャだ。ワークステーションに対応した専用設計の CPU だ。と、言われればその通りではあるとは思うのですが、なんと無駄なことを・・。と、いうのが素直な感想ですf(^^;;。

例えば NEC の VR5000 は SGI の O2 から引っこ抜きました。対してジオメトリエンジンは SGI ワークステーションで利用されているとしても、ピンの互換は無いですねぇf(^^;;。
まぁ、 VR5000 と R4600 は別モノなのでソケット形状も違っていて当たり前。と、いうふうになるのですが、まぁ、それはそれであまり良く解らない MIPS なのでして・・f(^^;;。

i386 系の CPU だけでなく、こーいう CPU を集めるというのも、まぁ、前回も書いたかもしれませんが、中々楽しいですねぇ;-)。

もぅ MIPS アーキテクチャは十分かなぁ;-)。