2月 192016
 

直前のエントリで SoftBank SELECTION SE-5000HR のレビュー記事を書きましたが、その中で「中々どうして音が良いと再確認させられた Apple EarPods ですが、耳から取れやすいのが問題です。」と書いています

今回はすぐに取れてしまう EarPods の決定的な改善方法がわかったのでそれを書いてみましょう。

とは言っても 100yen 均一なお店に行ってゴムカバーを買ってきてシューリョー。なんですけどもね。

まずは写真を;-)。

IMG_3503_EarPods_2

家の近所の 100yen 均一なお店でたまたま見かけました。四個(二回分)で 108yen (税込み)で売っていたので買ってきました。

実際につけてみるとポロっと落ちることがなくなって中々良い感じになりました。以前のエントリでは「EarPods にスポンジ付けてみました。」というのを書いているんですが、スポンジはモコモコしている感があるし、ちょっとしたことでスポンジが取れてしまうことがあったので、今回のは中々良い感じです。

これがあるとポロっとすぐに落ちるというのが少なくなるので EarPods を利用しても良いかなぁ。と、いう気になりますね。そもそも EarPods にはリモコンが付いているのでその点が他のイヤホンよりは優れているんですよねぇ。

ただ、今回のゴムのラバーの場合、簡単に手に入る人とそーでない人がいるかと思われるので難しいとは思いますが・・。

しかし、もしお店で見つけた場合には、今後、いつなくなるか解らないので、爆買いすることをおすすめします;-P。

2月 182016
 

このブログでは何回かイヤホンについてレビュー記事を書いていますが、今回もそれに関連するエントリです。

釣り仲間三名で飲みに行くと最近は音響機器の話が出てきたりします。一人はソニーのハイレゾプレーヤーを買って、ビットレート 128bit の MP3 を聞いている(ほとんど意味がない状態;-)し、他の一人は古い真空管アンプを直して古いレコード引っ張りだして来て音を聞いていたり、僕は「スマホで USEN」聞いて様々なシーンに合わせて音楽を楽しんたりと、まぁ、こんな話題が出つつ酒など飲んでいるんですが;-)。

と、いうことで、僕は、最近何かと評判の SoftBank SELECTION SE-5000HR を購入してハイレゾという怪しげな領域の一角に足を踏み入れた気分になってレビューを書いてみたいと思います。

『中々良いイヤホンだよ。』という記事をウェブなどで目にして、たまたま amazon を覗いたら 7,590yen と、普段より 300yen くらい安かったのでサクっと購入しました。
ハイレゾ対応でずいぶんと良い音で、なおかつ 10,000yen 以下の機器としても十分に楽しめるらしいです。
届いたのはこんな感じ。随分と重厚な箱に入っております。そして、頂いた賞のシールが貼ってあったりします。そして、Hi-Res です;-)。

IMG_3498_SE-5000HR_1

さて。今回も色々なヘッドホンと比較して音を聴き比べてみましょう。比較したのは以下の機器です。

  • Blue Ever Blue 833GW 再生周波数帯域: 20Hz-20kHz (以前のレビュー記事はこちら)
  • Blue Ever Blue 868B 再生周波数帯域: 20Hz-20kHz (以前のレビュー記事はこちら)
  • Apple EarPods 再生周波数帯域: 不明 (以前のレビュー記事はこちら)
  • SoftBank SELECTION SE-5000HR 再生周波数帯域: 5Hz-45kHz

僕の場合、ハイレゾの楽曲は持っていないし、プレーヤーも持っていません。ハイレゾ対応なのを持っているのは今回購入した SE-5000HR のみです。

今回再生に利用したプレーヤーは iPhone6 です。で、楽曲は何曲か聴き比べましたが、全てビットレート: 256kbps 、サンプリング周波数: 44.1kHz 、量子化ビット: 16bit のものを利用しました。

全然ハイレゾではないですが、再生周波数帯域がかなり高いイヤホンなので、今まで聞こえなかった音まで聞こえるのではないかと思われます。(本当かぁ?;-)

 
それでは、レビューですが、まず SE-5000HR の感想の感想を。

まず、一番最初に聴いてみて、音の広がりのすごさに驚かされます。今回試聴したイヤホンの中では飛び抜けています。上にも横にも音が広がっている感じ。そして、こんなにクリアな音が出るのかぁ。と、唖然としてしまいます。

SE-5000HR で聴いたあとに Blue Ever Blue 833GW を聴くと、ちょっと例えが古くて参考にならないかもしれませんが、何回もダビングしたテープの音楽のような、ちょっとこもった感じに聞こえてしまいます。
Blue Ever Blue 833GW 自体はクリアで高音が突き抜ける音なんですけど、音の広がり感は SE-5000HR が飛び抜けています。

SE-5000HR を聴いたあとに Blue Ever Blue 868B を聴くと『ふむ。まるで別物だね。』って感じがします。 Blue Ever Blue 868B はドンシャリ系の音が出るのでドンドンな音がその他の音を消してしまっている感じがするけど、僕的にはやっぱり好きな音かな;-)。

SE-5000HR を聴いたあとの Apple EarPods は、素直な感じ『お。こいつ中々やるんだねぇ。』という印象。基本ドンシャリ系なんだけど、中々どうして広がりを持っている。そして Blue Ever Blue 868B よりはドンドン来ないので他の音も耳に入ってくる感じ。

 
そして、実際に聴いた楽曲での比較。僕のブログではお約束の AKB48 の曲「ポニーテールとシュシュ」。 SE-5000HR で聴くと、歌っている(ハモっている)メンバの立ち位置が解るような、それくらいクリアな音に聞こえます。

YUKI の「プリムス」はピアノが透き通って広がり、後ろのベースは、 Blue Ever Blue 868B では表に出てきてしまいそうな雰囲気があるんだけど SE-5000HR はドンドン来ないのでピアノが広がる感じ。そして、そのあとのハモリの部分も透き通って聞こえる。

LOUDNESS の「Crazy Doctor」はひぐっつあんのドラムの音が響かないなぁ。ちょっと物足りないなぁ。と思うんだけど、スネアドラムのスナッピーの音まで拾えてくるのがすごいっ!! などと一人で感激しているのであります。
あ。今回聴いた LOUDNESS の楽曲は当然ながら 30 週年バージョンの「THUNDER IN THE EAST」での試聴です;-)。

あと、今回は、知っている人は知っている上々颱風の楽曲を 2,3 聞いてみました。「愛よりも深い海」や「瞳の中の青い海」なんかはパーカッションとか小さい楽器の音が縦横無尽に広がって、えみちゃんとさとちゃん二人のハモリもばっちりで、これぞハイレゾっ!! って雰囲気です;-)。
上々颱風の楽曲はハイレゾで出ているのかなぁ?後で探してみよう。

とまぁ、楽曲に関する感想はこんな感じです。

 
次にハイレゾイヤホンに関する感想というか、SE-5000HR で音楽を聞いて思ったことを書いてみます。

音が広がって、今まで聞こえなかった音が聞こえるようになったのがハイレゾ(再生周波数帯域が広いという意味)だとすると、それはテレビに直すと今までのアナログ放送からフルハイビジョン放送になったような感じでしょうか。

何を言いたいのか?と、いうと、例えばテレビの場合、アナウンサーがフルハイビジョンや、これからやってくる 4k 放送では小じわや吹き出物までバレて大変だぁ。などと、大騒ぎしていましたが、音楽に対するハイレゾもそれと同じことが言えるのではないかと思います。

ボーカルの声が突き抜けてすごい綺麗に聞こえてすごいなぁ。と感じる部分はあります。上にも書いた通り「ポニーテールとシュシュ」なんかはハモっているメンバの立ち位置まで頭の中に広がるんだけど、裏を返すといい加減に楽曲作っているとすぐバレる。みたいな感じがする。

ボーカルのハモリはてんでバラバラ。声が伸びてない。エコーでごまかしている。など、手に取るように解ります。例えば AKB48 の「会いたかった」や「「ポニーテールとシュシュ」は安心して聞いていられるんだけど「Everyday、カチューシャ」は手抜きで作たのか?! と思いたくなるほど。とか、そーいうのがわかってしまう。

いやぁー。恐ろしいですねぇ;-)。

そして、もう一点。

ハイレゾ楽曲というか、今回購入した SE-5000HR は聴く場所を選びますね。 Blue Ever Blue 868B や Apple EarPods に比べて低音が抑えられていて、音が頭の中を飛び出して頭の周りあちこちから聞こえてくるようになると、長い間聴いているると疲れてくる感が出てきます。まぁ、僕だけの問題かもしれませんけど。

あと、電車の中では無理ですね。地下鉄に乗っていてキーキー・ゴトゴト外からの音が大きいとせっかく広がった音が全部かき消される。それならドンシャリが強い音を聞いていたほうが楽曲として整った音として聞こえてきます。

夜に静かな所でじっくりと音楽を聴くのに持って来いのイヤホンで、そーいう環境で本領を発揮できるのがハイレゾ音楽なのだろうなぁ。と思うのでありました。

ボレロなんかは最初の二分くらいは音が小さくて聞こえない。と、感じる部分があるんだけど、そーいうのはハイレゾで聴くと音をちゃんと拾ってくれるのかなぁ?今度試してみよう。

 
と、いうことでそろそろ佳境に入ってきましたが、僕の中でのランク付けというかシチュエーションを書いてみましょう。

通勤時に電車の中で聴くには、今までどおり Blue Ever Blue 868B かなぁ。
どこで聴くにも問題ない、場所を選ばなくて、ドンシャリが必要ない場合には Blue Ever Blue 833GW かな。
中々どうして音が良いと再確認させられた Apple EarPods ですが、耳から取れやすいのが問題です。が、次回のエントリでその回避策についてちょっと書いてみます;-)。
で、 SoftBank SELECTION SE-5000HR ですが、どうしよう・・。せっかく買ったんだけど、僕の生活の中では、家の中でイヤホンしてじっくりと音楽を聴く。と、いうシーンが無いんですよね・・。

あと、今回試聴したイヤホンはどれも単品で素晴らしい音がしていると思っています。聴き比べした直後は『あ。こんなに音が違うんだ。』と、思っても、ひとつのイヤホンを 10 分くらい聴くと『中々どうして。随分良い音してますよぉ。』な状態になります。本当に侮れないヤツラです;-)。

と、いうことで今回のレビューはシューリョー。と、いうことで;-)。

 
2016/02/20 加筆
すみません。リモコンのことを少し書いておきます。

このイヤホンは右と左に分かれるところに一個ボタンが付いています。 iPhone で利用する場合には一回押すと再生もしくは停止。二回押すと次の曲。三回押すと一曲戻る。などの制御ができます。ボリュームボタンがないのはちょっと悲しい点でしょうかね。

この機能が他のスマートフォンでも利用可能か試してみました。

  • Nokia Lumia 620: 無事に動作します
  • ZTE Blade Vec 4G: 無事に動作します

と、いうことでさすがはスマートフォンに特化した製品を出す会社ですね。僕の持っている iPhoen 以外の機種でも無事に動作しました。

 

8月 272015
 

ちょっと前のエントリでiPod mini を復活させたー。ってのを書いたのですが、iPhone6 は大きすぎてダメだぁ。音楽聴くには iPod のほうが良いねぇ。と、いうことになったんですけども。

でもって、その復活した iPod mini も 4GB のディスクから 32GB の SD カードにしたので容量がドドドと増えた。と、いうことですね;-)。

最近は音楽は iPod mini で聞いておりますが iPhone5,6 に付属の EarPods のリモコン機能は iPod mini では利用できないですね。
考えてみると iPod mini は 3.5 インチジャックの横にリモコンコネクタが付いていて、他の機種とは互換が無いのでありました。

と、いうことで、今更ですが Dokc コネクタ用の FiiO E1 を購入しました。別に新規に利用するということはなく、今回が二回目の購入になります。
一回目の購入は iPhone4 用に購入していますね。

当時は 2,980yen で購入した。と、書いていますが、今回は 1,400yen で購入しました。もしかしたら、もう在庫一斉セールになっているのかもしれないですね。最近は Dokc のデバイスも少なくなっていますしね。

IMG_2411_get_FiiOE1_1

しかし、つい最近まで iPod Classic が売っていたので、それを利用している人にとっては Dock コネクタはまだまだ現役ですしねぇ。

今のうちに Dock コネクタ用のパーツを色々買い求めておくのが良いのかもしれません。近いうちにアキバに行って Dock コネクタの車載用 FM トランスミッターも手に入れてくるかなぁ。

うちではまだまだ現役の iPod mini なのであります;-)。

5月 092015
 

最近はランニングするようになったので、その時に iPhone6 の Nike+ なアプリを利用しているのですが、最初は音楽を聴かずに走っていたんですね。しかし、苦痛でしょうがない。『どうして僕は走っているのだろう?』『辛いなぁ。歩こうかなぁ。』とか『走り終わったらビール飲むぜぃ。』など、そんなこと考えつつ走っているんですね。

その話を同じランニング仲間としていたら「音楽聴きながら走ると随分と違うよ。辛いことを考えなくて済むから中々良いよ。」と、言われたので、今回ランニング時に付けるヘッドホンを物色してみました。で、探してみると Blue Ever Blue から新製品が出た。と、いうのでそれを買ってみました。

Blue Ever Blue の 833GW というモデルです。

以前、このブログでは Blue Ever Blue 868B を購入してそのレポートを書いているのですが、今回は 833GW のレポートを書いてみたいと思います。

まず、届いたパッケージはこんな感じ。

IMG_1676_BEB833GW_1

今回のモデルはちょっと大きめの紙の箱に入っていました。こっちのほうがオシャレかなぁ;-)。

そして、中に入っていたモノはこんな感じ。

IMG_1677_BEB833GW_2

相変わらず耳キャップはたくさん付いていますね。自分の耳に合うモノを選択できそうです。そして、袋がついています。このヘッドホンはランニング時に利用する予定なので、この袋に入れてランニング時に利用するウエストバックの中に入れておこうかと思います。

そして 868B との比較。

IMG_1683_BEB833GW_3

今回は白というかグレーを購入しました。するとケーブルは白なんですよね。色が真逆です。筐体はアルミなのはどちらも一緒ですが 833GW のほうが細身で軽いですね。接続プラグは形状が違います。 833GW はナナメになりました。が、どちらも細いので iPhone6 にケースを付けていてもちゃんと接続することができるのは嬉しい設計ですね。

 
と、いうことで聞き比べです。今回は比較対象として以下の二つ、合計三つで聞き比べてみました。

  • Blue Ever Blue 868B
  • Audio-Technica ATH-CK7

値段的には ATH-CK7 が一番高いです。今は現役引退していますが、聞いていた当時は音が良かった。しかし、 10 年くらい前のモノになるでしょうかね。最新のモノのほうが投入される技術が凄い。というのは痛感できます。

さて。実際に 833GW で聞いてみた感想ですが 868B とはまるで異なる音質です。「こんなに音色が違うのかっ!!」と唖然とします。

833GW を購入する前に色々なサイトで文章を読んでみたのですが『868B に比べて低音を抑え気味な味付けにしてある。』などと書いてありますが、まさしくそんな感じで、実際に聞いてみるとそれなりにフツーの音でした。
逆に 833GW で聞いた後に同じ曲を 868B で聞くと『うひゃー。激しいなぁ・・。』などと感じます。楽曲本来のナチュラルな音ってどーいう音なんだぁ?と思えてきます。

と、いうことで 833GW と 868B では味付けが全く違うため、比較にならないんですね。なので、わざわざ古い Audio-Technica ATH-CK7 を引っ張り出してきて追加で聞き比べをした。と、いう感じなんですけども。

833GW の音は ATH-CK7 と似た感じで重低音がドンドンドカドカと来ません。ナチュラルに聞こえてきます。が、値段的には圧倒的に高い ATH-CK7 でも、最新の技術を導入した 833GW にはかないませんね。音の広がりは圧倒的に 833GW のほうが上です。

 
Loudness の「Crazy Night」は 868B はニィちゃんのギターの音がジャカジャカきます。ダブルピックアップで音を拾っているねぇ。って感じですが 833GW の場合は『あれ? ストラトか?』とか感じてしまう。ひぐっつあんのドラムの音はもうまるで別ものf(^^;;。

しかし、女性ボーカルの曲は良い感じで聞けます。AKB48 の「ポニーテールとシュシュ」は音の広がりが体感できるのは 868B と一緒ですが、むやみやたらな重低音が抑えられているのでコーラス(ハモり部分)まで綺麗に聞けます。
この曲を ATH-CK7 で聞いてみるとハモり部分の広がりが感じられないし、楽器の広がりも 833GW や 868B ほどでは無い。しかし、ボーカルの声が中心から聞こえるので、音が広がってない分クリアに聞こえます。

ナチュラル音源はどれなんだぁ・・?! って感じf(^^;;。

あと、YUKI の「プリズム」は 833GW で聞くと良いですねぇ。イントロのピアノの音がすごい綺麗。YUKI の声も通るように聞こえる。音の広がりも良い感じです。

 
と、いうことで、だいたい自分の感じる音について書いてみました。しかし、僕の耳はそんなにうるさくはないので話半分程度で聞いて(読んで)頂ければと思います。

そして、今回このイヤホンを購入した目的はランニング用に購入したので、重低音ドカドカよりも、走るときはこっちのほうが良いかなぁ。などと思っています。

しかし、833GW で耳が慣れると 868B には(重低音が激しすぎて)戻れないような気がするんだけど、この先どうなるかはまだ解りません;-)。

最後にですけど、このエントリを書いている現在 868B は 3,800yen で買えます。 833GW は 3,880yen と、 868B より高めの値段です。差額の 80yen はこのエントリを書くためのネタ代かな;-)。

 

3月 012015
 

最近はほとんどの NotePC にカメラが付いていて Windows とかだと Skype しよう。 Mac だと FaceTime しよう。などと言っていますが、普段はほとんど使わない(と、僕は思う)んだけど、実際にはどうなんでしょうか?

そんな感じの標準装備のカメラですが OS に FreeBSD を利用していた場合にどのような目的でどう使う? ってか、その前に「ここに付いているカメラは FreeBSD で動くの?」などと思ってしまうのですが、今回は実際に NotePC に付いているカメラを FreeBSD で利用してみるとこにしましょう。

 
今回登場する NotePC は僕の持っている ThinkPad Edge e145 です。このブログには何回か登場しているのですが FreeBSD がバリバリ動作しています;-)。この ThinkPad Edge e145 も最近の NotePC のトレンドを追いかけているようで、ディスプレーの上にカメラが付いています。

今回はこのカメラを利用して色々やってみたいと思います。もしかしたら、ネタ的にはもう既に枯れているかも・・f(^^;;。

 
1). カメラを認識させる
最近の NotePC に付属のカメラはほとんどが USB に接続されているようですね。 pciconf -lv とか usbconfig list コマンドを叩き、デバイス的に、どこにカメラが接続されているか確認しましょう。

 # usbconfig list
    :
ugen4.2: <Integrated Camera Vimicro corp.> at usbus4, cfg=0 md=HOST spd=HIGH (480Mbps) pwr=ON (256mA)
    :

 
ThinkPad Edge e145 の場合は USB の ugen4.2 として認識されているようですね。と、いうことでこいつを正しいデバイスとして認識させてみましょう。

 
2). デバイスドライバのインストール
FreeBSD の純正デバイスドライバというのは存在してないのですが、 Linux 方面で開発されたキャラクタデバイスを読み込むドライバを FreeBSD に対応させた Cuse4BSD を利用します。 ports 的には multimedia/cuse4bsd-kmod になります。
まず、これをインストールし、続いてキャラクタデバイスをビデオデバイスとして認識させる webcamd をインストールします。 ports 的には multimedia/webcamd になります。まぁ、 webcamd を make install すると関連性で cuse4bsd-kmod もインストールされますが;-)。

そして multimedia/cuse4bsd-kmod を make install したときにインストールされた cuse4bsd.ko を kldload します。

# kldload /boot/modules/cuse4bsd.ko

 
カーネルモジュールをロードしたあとに wbecamd を起動し /dev/video0 として USB カメラを認識させます。オプションに USB 接続のカメラの USB のデバイス名を指定します。

# webcamd -d ugen4.2
Attached to ugen4.2[0]
Creating /dev/video0
^Z
中断
# bg
# ls -l /dev/video0
crw-rw---  1 webcamd  webcamd  0x82 Feb 28 26:14 /dev/video0
# chmod 666 /dev/video0

 
webcamd を起動すると正しく動作する USB カメラであれば /dev/video0 が生えてきます。
その後、一旦バックグラウンドにほーり投げてパーミッションを確認します。今回は一般ユーザでも利用したいので 666 に変更しています。デバイス生成時にバーミッションを変更したい場合には /etc/devd.conf におまじないを書いてください。ここでは割愛します;-)。

以上で準備は完了です。

 
3). まずはローカルでカメラを利用してみる
/dev/video0 が生えてきたので、実際にカメラに写るモノを表示させてみたいですね。そんな時は pwcview を利用します。 ports 的には multimedia/pwcview になります。
こいつを make install したあとに特にオプションも付けずに起動すると X11 上にウィンドが現れてカメラから映る景色が表示されると思います。

しかし、ローカルな FreeBSD の X11 の画面にカメラから映る景色が表示されても「だから何?」で終わってしまいますよねf(^^;;。
僕自身もまさしくそのとおりでして。ただ単に「あ。 cuse4bsd.ko と webcamd でデバイスを認識したのね。ふーん。すごいね。いじょ。」みたいな・・f(^^;;。

この写真はまさしくそんな感じで、 ThinkPad Edge e145 上の FreeBSD で KDE4 が動いていて、そこで pwcview を起動させた状態です。

IMG_0968_NotePC_Cam_1

ディスプレーの上にカメラがあるのですが、その横にある黄緑色の LED が光っております。カメラが Ready 状態ですねぇ;-)。

と、いうことで何か別の利用方法を考えてみることにしましょう。

あ。 chmod 666 /dev/video0 しましたが、これしないと一般ユーザで起動する pwcview では 画像が読み込めない状態になります。

 
4). リモートからカメラの映像を確認する
ローカルな FreeBSD の X11 に画面が出力されたので、リモートの FreeBSD から ssh -CY し、手元の X11 に pwcview を表示させればいんじゃね? えぇ。まさしくそのとおりですね。それだとリモートの X11 にカメラに映された映像が表示されます。それもひとつの案ですね;-)。

今回は http で画像を転送してみましょう。 ports から mjpg-streamer をインストールします。 ports 的には multimedia/mjpg-streamer になります。 make config は default の設定で良いです。まぁ、強いて言えば “Linux-UVC V4L2 plugin” を有効にしてインストールしましょう。

インストールしたものの中で重要なのはプラグインがインストールされた場所でしょうか。 /usr/local/lib/mjpg-streamer/ の中を覗くと .so なファイルが入っていますが mjpg-streamer を起動するときに利用するプラグインになります。

では実際に起動してみましょう。

$ mjpg_streamer -i 'input_uvc.so -d /dev/video0 -y' -o 'output_http.so -w /usr/local/www/mjpg-streamer'

 
/dev/video0 は chmod 666 しているので一般ユーザ権限で起動できます。

-i でカメラ側のオプションを指定します。 input_uvc.so プラグインを利用し、デバイスは /dev/video0 から入力します。
-o で出力側のオプションを指定します。 output_http.so プラグインを利用しコンテンツは /usr/local/www/mjpg-streamer にあることを指定します。
-o に output_file.so を指定するとカメラに写ったモノはファイルに出力してくれるのでしょうなぁ。僕は試していませんがf(^^;;。

ちなみに /usr/local/etc/rc.d/mjpg_streamer という起動スクリプトがインストールされるのですが、こいつは -i のオプションを指定する部分が無いんですよね。 rc.conf.local には以下のように書くと良いかな。

mjpg_streamer_enable="YES"
mjpg_streamer_flags="-i 'input_uvc.so -d /dev/video0 -y' -o 'output_http.so -w /usr/local/www/mjpg-streamer'"

 
さてさて。あとはウェブブラウザで http://localhost:8080 とかリモートのマシンからアクセスしてみるとそれらしいウェブサイトが表示されると思います。

ちなみにポート番号を変えたい場合には以下のように設定するが良いです。

mjpg_streamer_enable="YES"
mjpg_streamer_flags="-i 'input_uvc.so -d /dev/video0 -y' -o 'output_http.so -p 8081 -w /usr/local/www/mjpg-streamer'"

 
こんな感じで任意のポートに変更できたりします。

ただ、悲しいかな・・。 mjpg_streamer は IPv6 には対応していないようですねぇ。ソースコードの plugins/output_http/httpd.c の socket(PF_INET, …); の部分を書き換えると IPv6 対応になるかなぁ?暇なときにいじってみよう。

さてと。実際に表示される動画ですが、皆さんの目で確認してみてください;-)。
左のメニューから Static を選択すると写真が、 Stream を選択すると動画が流れ始めます。
僕の ThinkPad Edge e145 のカメラは pwcview ではまぁ、そこそこ綺麗に見えるのですが mjpg_streamer で見ると多少ちらつきますね。あと、ブラウザ側の PC の負荷が高くなるかな。

 
と、いう感じで NotePC に付いていたカメラが FreeBSD からでも利用できることが確認できました。しかもそのカメラがリモートからアクセスできて閲覧もできることが確認できたので、これで利用頻度がいっきにアップするのでは無いかと思われます。嬉しいことですね。

ただ、音を飛ばす時にはもっと別の技が必要になりそうな気がしますが、それはまた別の機会にでも:-|。

あと、カメラが付いてない FreeBSD がインストールされた PC には手元にある USB カメラを色々付けてみて cuse4bsd-kmod と webcamd で動作するか確認して見るのもよいかと思います。
もし動作する USB カメラだった場合、フツーの自作 PC にインストールした FreeBSD でも今回の組み合わせでカメラが利用できるようになるかと思われます。

ちなみに、僕は以下の二つの USB カメラを持っているのですが、こいつらをデスクトップの FreeBSD で利用してみました。

IMG_2228_NotePC_Cam_2

左側の白いのは FreeBSD というか webcamd で認識してくれませんでした。以下のようなメッセージが出力されます。

# webcamd -d ugen0.2
webcamd: Cannot find USB device

 
右側の黒いのは赤外線付きで暗いところでも良く見えるカメラなのですが、こいつは pwcview では動きましたが mjpg_streamer では動きませんでした(砂の嵐が表示されます)。
カメラによって動作が多少違うようですね。

 
と、いうことで、今回は NotePC に標準で付いているカメラで遊んでみました。 mjpg_streamer がちゃんと動いてくれると、利用価値は上がりそうですね。 また、 mjpg_streamer に変わる何か別のアプリを見つけてきて、それを試してみるのも良さそうですね。何か良い ports をご存じの方いましたら教えて下さい;-)。

また、最近流行の Raspberry Pi を FreeBSD/ARM で起動して USB カメラを接続し今回の組み合わせを利用すると、IoT な監視カメラができるかもしれません。

バッテリ運用で Raspberry Pi+USB Camera+FreeBSD+cuse4bsd-kmod+webcamd+mjpg_streamer+Wi-Fi な状態のヤツをラジコンカーに積んで走らせたら、録画ではなく、リアルタイムで動画が堪能できるような気がします。

面白そうだ・・;-)。

12月 062014
 

ちょっと前のエントリに「iPhone6で音楽聴くのやめた。」というのを書いたのですが、 iPod mini のバッテリは結局三時間持たないことが解ったので、新規にバッテリを購入し、更に容量 32GB 化する改造を実施しました。今回はそのときの顛末を写真付きで書いて行きたいと思います。

まず、ウェブで iPod mini の分解・改造方法を探します。今回は以下の URL を参考にさせて頂きました。ありがとうございました。

iPod mini 4GBのメモリ32GB化とバッテリー交換(写真付き)

さてさて。これが、僕の持っている iPod mini の情報。

iPod_mini_1

容量 4GB で、多分、第一世代のヤツだと思うんですが、モデル番号は M9434J です。

 
上記 URL に従いケースからマザーボードを取り出しバッテリと HDD を外します。そして、新しいのと並べた図。

iPod_mini_2

まず、バッテリーを外してから HDD を交換しましょう。とのことでしたのでその通りにしました。

今回の新しいパーツはバッテリーが送料込み 800yen くらいのやつ見つけました。いやー。安くて嬉しいですね;-)。
そして GREEN HOUSE の CF QUAD 32GB です。転送速度は 65MB/s 433 倍速って書いてあります。
これは実は DELL X1 を CF による SSD 化しようと思って買ったヤツなのですが、実際に DELL X1 に装着し、 Windows7 とかインストールしたのですが、遅すぎて断念して、眠っていたのを利用しました。

 
新しい CF と バッテリを装着し、またケースに戻すのですが、ケースに戻す時には慎重に。と、書かれています。グググと押し込んでいくと、以下のところで一旦止まりますね。

iPod_mini_4

ケース内部のガイドに沿って押し込んでいくのですが、ここで一旦止まります。下から覗くとマザーボードが確かに引っかかっているので、ケースの下のほうから棒などでグイっとマザーボードを押少し上げてあげるとズズズとまた入って行きます。

HDD を包んでいたゴムとテープを付けるとこの現象に陥りますね。交換した CF はハダカでケース内にいれると結構簡単にスルっと入って行きます。これ、今回の僕の体験談;-)。

一番下まで入ると CF が確かにガタガタ動いているので、 HDD をカバーしていたゴムをケースと CF の間にグイッと押し込んであげて CF が動くのを抑制してあげました。これで十分かな?

 
さて。次はもとに戻して起動です。がっ!! orz

iPod_mini_5

中途半端にデータが書き込まれている CF だったのですが、それだと見事にブートできませんでした。orz
iTunes に接続して初期化すればいーやー。とか思っていたのですが、甘かった。初期化ボタン押しても iTunes で認識してくれない。 Mac 版と Windows 版の最新 iTunes で試しましたが、どちらも認識してくれませんでした。

しょーがないのでもう一度分解して CF を取り出し、 Windows でフォーマットし直しました。そして、再度トライすると、おぉっ!! 無事に iTunes で認識し、初期化ロジックが動き出したのでありました。ふぅ・・。

今まで利用していた CF はまず、初期化してから iPod mini に組み込みましょう。これ、今回の僕の体験談;-)。

 
でもって無事に改修完了。起動したあとはこんな感じ。

iPod_mini_6

しかし、それにしても携帯音楽プレーヤーで 32GB などという広大な領域を持った機器は初めてだぞぉ。 iPhone だって三台使ったけど、どれも一番容量の少ないヤツを購入していたし・・。

iTunes 経由で楽曲をドドドと入れるのであります。ちなみに僕は全部で大体 44GB 程度の楽曲を iTunes で管理しているようですね。全部とはいきませんが、2/3 くらいは iPod mini に入れられるようになった。と、いうことでしょうか・・。そんなに持ち歩いてもしょーがないような気がするけど・・。f(^^;;。

無事に古い iPod mini が生まれ変わりました。これからはこれで音楽を聴くべな;-)。

6月 122014
 

ウェブサイトを斜め読みしていたら「安くて良い音がするヘッドホンが Amazon で売っていて人気になっている。」とのことだったので僕も購入して試してみました。

僕が看過された記事はこちらになります。

http://av.watch.impress.co.jp/docs/review/minireview/20140602_650832.html

なるほど。良い感じなのね。ちなみに今回購入したイヤフォンは iPhone5 で利用する予定です。

現状、 iPhone5 で音楽を聞く場合には iPhone5 に付属の EarPods を利用しているのですが、それについて以前のエントリである「iPhone5 利用してみました。」と「EarPods にスポンジ付けてみました。」に書いています。今回購入したのが、この Apple 謹製の EarPods イヤフォンと比較してどう違うのか、僕の耳と僕の感性でレポートしてたみいと思います。

とわ言いつつ、そんなに音にうるさいということは全然、全くないのですけどねf(^^;;。

 
さて。 Amazon で購入したのは送料込み 3,980yen でした(すごいグッドなタイミング;-)。下にリンクつけておきます;-)。 Amazon からはダンボールな箱ではなく、袋に入っていて届きました。中から出してみましたがこんな感じ。

IMG_7170_BEB_868B_1

付属品としては説明書と、巾着袋。あと、耳あてのゴムの替えパーツがドドドと大量に、色々な形のモノが入っていました。 Audio-Technica のイヤフォンを購入した場合は大・中・小が入っていますが、今回の Blue Ever Blue 868B にはその他にもゴロゴロと色々なのが入っていました。

IMG_7171_BEB_868B_2

さて。実際に音を聞いた感じですが、比較対象として iPhone5 に付属の Apple EarPods とになります。上にある二つの前回のエントリでは EarPods はすげー。ってことに、僕の中ではなっているのですが、今回はどうなったでしょう? ちょっと明らかな違いを箇条書きにしてみますね。

・音の広がり方は Blue Ever Blue 868B のほうが断然良い
・重低音ドドドは Apple EarPods が勝ち

こんな感じでしょうか。上に掲載した URL を見てみると HDSS 技術が素晴らしい。と、書かれていますが、僕にはその技術がどういうモノかよく判りませんf(^^;;。

 
話はガラリと変わるのですが、 docomo の『d ミュージック』から購入した楽曲は AAC 320kbps で iTMS の 楽曲の 256kbps より音が良い。と言われますが、僕にはその違いが判りません。ただ、d ミュージックで購入した楽曲は iTMS で購入した楽曲より音が大きいような気がします。音が大きいと色々な音が拾えるようになるので、だから「良い音の楽曲」に聞こえるのかなぁ。などと個人的に思ってしまうんですけども。

 
さてさて。今回確認のために利用(試聴)した曲目も書いておきましょう。

AKB48 の「Everyday、カチューシャ」はイントロ部分の右側の聞こえない音が聞こえてきます。これは前回書きました;-)。「ポニーテールとシュシュ」は音の広がりが体感できます。メンバのハモッている声までバッチリ聞こえます。
Loudness の「Crazy Night」はイントロ部分はちょっと重低音(フロアバスの音)が抜けるかなぁ。あと、最近は angela の「シドニア」をよく聞いているのですが、この曲は Apple EarPods で聞いたときの音のほうが好きです。

あ。楽曲を作る人は、聴く人が持っている環境(プレーヤーやスピーカー・ヘッドホンなど)に音色を合わせて音作りをする。と、いう話を聞いたことがあるので、もしかしたら新たしめの楽曲は Apple EarPods に合わせてチューニングした音作りになっているモノも多分あるのでしょうなぁ。

それにしても、僕は基本的には重低音好きな人ということになりそうですねf(^^;;。あ。 Blue Ever Blue 868B は重低音が弱い。なんてことは決してないです。7,8 年前のイヤフォンに比べると全然良い感じの音です。そして、それにしても音の広がりについては圧巻です。

 
と、いうことで比較はここまで。

あと、物理的な構造に対しての好き嫌いもあると思うのですが、

・簡単にポロっと耳から抜け落ちてしまう Apple EarPods
・しっかりとしたアルミ筐体で耳にピッタリとフィットする Blue Ever Blue 868B
・ケーブルというかコードの作りはこんがらない素材を利用している Apple EarPods が勝ち
・Blue Ever Blue 868B は耳に入れたりするときにクシャっと音がするのは素材は解らないがコーン紙が圧力で音を立てているのかな?

これらのの四点を音の観点にプラスしてみても Blue Ever Blue 868B を常用したくなります。ただ、最後の一点はちょっと心配ですが、僕の持っている個体の問題なのかな?

そして、あと、一点。

・リモコン機能どうするの?

って話がありますが、僕の場合、 Audio-Technica の AT338iS を持っているのでこれを再登場させることにしました。 iPhone5 → AT338iS → Blue Ever Blue 868B と接続することになるのですが、間に AT338iS が入っても回路的な音の劣化は、僕の耳では感じられませんでした。

 
と、いうことで、 Apple EarPods も定価で購入すると 2,200yen 、 Blue Ever Blue 868B も 3,980yen と非常に安価で良い音が手に入ります(耳に入るのかな?;-)。

 
と、いうことで今回はここまでにしておきます。比較や試聴の対象として皆さんの手元にあるモノを例に取り上げてみました。この文章を書いた人(それはつまりは僕のことですが)は AKB48 好き。なんてことは多分・絶対に無いのではないかと思われます;-)。

 

3月 222014
 

自宅で気軽に音楽が聴ける環境が欲しかった、ステレオを利用してじっくりと聴くというのではなく、生活の中に音楽が流れている環境とでも言ったら良いでしょうかね。

なので Bluetooth スピーカーを買ってみました。インターネットのお店でも色々安く売っているようですが、音をじっくりと聴いてから判断したかったのでひとまず秋葉原を散策したのであります。

今回買ったのはこんな感じ。

BT_SPEAKER_1

スペックとしては以下のような感じ。 1,980yenでした。

内蔵電源リチウムバッテリー(USB 充電)
Bluetooth バージョン 2.1+EDR
最大出力 3W
入力端子 3.5mm ステレオピンジャック x1 miniUSB x1
マイク内蔵 (ボリュームコントロール)

重量は 250g あるのでけっこうどっしりとしています。高さ 5cm、幅 6cm の小型ですね。スピーカー自体にボリューム調整の機能がないのでスマートフォン側で調整する必要があります。

スマートフォンと同期するとスピーカーに向かってお話ができるようです。まぁ、僕は使う気はありませんけど;-)。

実は「スマホでUSEN」というアプリが iOS と Android 用にあるのですが、こいつを家の中でダラダラと流すときに利用しようと思ったので、ステレオの二個のスピーカーでなくとも、一個でも良いかなぁ。と、いう感じです。

 
さてさて。実際に iPhpne4 と iPhone5 で Bluetooth 経由で接続してみましたが、ふむ。無事に動作しました。音が流れて出しました。

続いて MEDIAS LTE N-04D で試してみましたが・・。あたたたた。orz。 Android では利用できない。Android というか MEDIAS LTE N-04D の性能なのか、モビルスーツの性能なのか・・。orz。 こんな感じでエラーが出ます。

BT_SPEAKER_2

MEDIAS LTE N-04D にはもう SIM カード入ってないので、こーいうのにしか利用できないのに、それにしても本当に役に立たない機体だよ。君は・・。

 
最後に音のお話を少々。
そこはかとなく重いので低音の音も出てくれます。小さいスピーカーにありがちなキンキン感がないので普段聴いている分には問題はありません。

机の上にストンと置いた時の音と、下に座布団とかスピーカーが入っていた箱の上に置いた時の音が変わりますね。スピーカーの下に何か敷いた方がより重厚な音になるような気がします。

とまぁ、値段の割には満足なスピーカーだったですね。たた、 MEDIAS LTE N-04D で接続できないのはゆゆしき事態ではありますがX-(。

11月 112012
 

以前のエントリで「iPhone5 利用してみました。」ってのを書いて、その下のほうに iPhone5 に新しく付属するようになったイヤホンである EarPods について少し書きました。

その後、iPhone5 を持つようになって、ヘッドホンは EarPods を常時使うようになりました。だって圧倒的に音が良いんだもの。例えば解りやすい曲でいうと AKB48 の「Everyday、カチューシャ」なんかはイントロ部分を聞くとまるで別物か?って思えるほど今まで聞いていたイヤホンとは音が違う。「この音の後ろにこんなに色々な音が隠れていたんだー。」などと、今まで聞こえていなかった音がドドドと耳の中に入ってくるんですね。

まぁ、この辺りは僕の個人的な感覚である可能性は十分にあるんですけども;-)。

で、音的に中々すばらしいと思える EarPods ですが一つだけ難点があります。それは耳から外れやすい。ってことです。ランニングしながらとかダンスしながらなんて絶対に無理だよなぁ。と思えるほどポロポロと良く落ちます。

この状態をなんとかしたいなぁ。と思って、以下のようにしてみました。色違いなのはご愛敬。と、いうことで;-)。

IMG_3784_%20EarPods_1.jpg

以前の iPod とかに付いていたインナーイヤホンにはスポンジのカバーとかをつける風潮があったと思いますが、それを EarPods に強引に付けてみました;-)。

これが中々グーなのであります。耳からずれ落ちる確率が少なくなりました。と、いうか、自動的にずれ落ちるというのがほとんど皆無になりました。これは中々良いですね。

ただ、スポンジをまいた分だけ耳の奥のほうに届かなくなる感が出て来ますが、僕的には許容の範囲内だと思っております。

密かに考えた一番良い方法ですが、養生テープみたいなのでシールを作ってそれが肌との摩擦になるヤツかなぁ。などと思っています。「EarPods に貼るずれ落ちないシール」なんてのが多分、今後出てくるんでは無いかなぁ。と、思っているのでありますが;-)。自分で作って一儲けするかぁ;-)。

最後にですが、この間、新宿西口ヨドバシカメラの 4F に行った(このフロアはオーディオのフロアです)のですが、なんとレジの前のワゴンの中に EarPods が大量に入って売られていました。もちろん定価で。オーディオフロアの一番良いところで大量に売られているんだから、今後はバババと流行っていくのかなぁ?などと思った次第です。

そー考えるとずり落ち対策ってのは今後どんどん出てくる予感がします;-)。

7月 032010
 

ちょっと前のエントリーで「ONKYO ND-S1 を PC に接続してみる。」と、いうのを書きました。その時は MacOSX と Windows7 では無事に動作したけど FreeBSD では usb.ko 辺りでエラーになって動作しないですねぇ。で終りました。

その時検証した FreeBSD は 7.3-STABLE だったのですが、今回 8.1-PRERELEASE にバージョンアップしたので再度試した所、無事に動作することを確認できました。mp3 や 音楽 CD、後、mp4 の動画についても音が出ることが確認できたので、FreeBSD から ND-S1 はサウンドカードとして無事に認識できました。

kernel: uhub7: 2 ports with 2 removable, self powered
root: Unknown USB device: vendor 0x08bb product 0x2704 bus uhub7
kernel: ugen5.7: <Burr-Brown from TI> at usbus5
kernel: uaudio0: <Burr-Brown from TI USB Audio DAC, class 0/0, rev 1.10/1.00, addr 7> on usbus5
kernel: uaudio0: Play: 48000 Hz, 2 ch, 16-bit S-LE PCM format
kernel: uaudio0: No recording!
kernel: uaudio0: No midi sequencer
kernel: pcm4: <USB audio> on uaudio0

 
前回書いた通り、サウンドデバイスがたくさんある PC になっている (cat /dev/sndstat の結果) のでサウンドカードを特定する必要があるのですが、以下のコマンドで pcm4 に向けてあげます。

# sysctl hw.snd.default_unit=4

 
これで無事に音がでるようになったということですね。演奏中は特にエラーを吐くことも無く快調に音が出るのでありました;-)。

さて。 7.3-STABLE と 8.1-PRERELEASE では基本的に USB 周りが改修されているようです。 8 系 FreeBSD では usb.ko から ochi.ko 、 uhci.ko 、 ehci.ko が独立しました。その関係でコードが見直されたのでしょうなぁ。良かった良かった。

筆者はその昔、8.0-STABLE を試しているのですが、この時、USB 接続の HDD が認識しませんでした。その時の顛末は「8.0-STABLE の USB ブート。」に書いているのですが、なるほどー。8 系リリースのことをよく調査もしないで、7 系と同じ感じで usb.ko だけロードすれば USB が使えると思っていて uhci.ko とかロードしていないために USB 接続の HDD が認識しなかったのねぇ。という感じなのでありましたf(^^;;。

最後にですが、ONKYO ND-S1 は USB バスパワーでも動作します。サウンドカードとして利用する分には AC アダプタは必要ありませんでした。 iPhone3G を接続した時に充電するためには AC アダプタが無いと充電できません。なので、実質的には AC アダプタは必要になるかと思うんですけどねぇ。

さてと。これで FreeBSD からもデジタル出力でオーディオ機器に対して音が出るようになったということですね。DVD を mplayer で見た時、5.1 チャンネルで音が出るようになるのかなぁ?だとしたらそれはそれで凄いことだけど;-)。 snd_uaodio.ko はどうなっているんだっけかなぁ。