ThinkPad535E にインストールしてみました。今まで 4.1-RELEASE が入っていたものを、必要な部分は全部バックアップしてクリアな状態からインストールしました。その結果・・。
今回は boot.flp,mfsroot.flp からインストールしたのですが、4.1-RELEASE とは違って PCMCIA を認識しました。ぱちぱちぱち。私は、NIC を認識させてから FTP インストールしました。ぱちぱちぱち。サクサクっとインストールできて特に問題も無くインストールが終わりました。
インストール後は特に問題もなく、PCMCIA が利用出来ています。ただ、NIC の場合は、以前から問題がある通り、/etc/rc 内で、rc.pccard と rc.network の処理間の時間が短すぎて PCMCIA の NIC がプローブする前にネットワークの設定処理が終わってしまいます。sleep 入れて上げる等の手段を取りましょう。
後、気がついた点としては、FTP インストールは IPv6 Ready にしたにもかかわらず IPv4 でインストールしてました。あれれ・・。サーバ側で tcpdump したら IPv4 のパケットが流れていました・・。しくしく(g_g)。
後、なんと言っても ISA 系の SCSI カードが復活したのは嬉しいですね。
一部の NE2000 互換のカードが刺さります。「刺さります」と言うのは、マシンが凍りつく。と、言う事ですね。ed0 ドライバで linksys 系のチップを評価するロジックに多少の問題があり ed0 の特定のカードが動かなくなります。
http://home.jp.FreeBSD.ORG/cgi-bin/showmail/bsd-nomads/15021
対応するパッチが公開されています。ここからパッチを持っていてお手元の環境で新カーネルを構築してください。
ちなみに私が刺さった PCMCIA のカードは、
"IBM Corp." "Ethernet"
Matsushita Electric Industrial Co.,LTD." "CF-VEL211"
二つです。上記のパッチを当てたら見事に復活しました。ちなみにこれらのカードは、4.1-RELEASE、4.1.1-RELEASE でも刺さります。