どうも手もとで持っているソースの中で make 出来ないモノが多いのでその点に付いて書いて見たいと思います。
・pgp50i
pgp50i がソースから make 出来なくなりました。 ports を利用すると make 出来てインストールも出来ます。一部のソースにパッチがあたりました。僕が思うに FreeBSD のソースコードに alpha からの 64bit コードが加わったのでは?等とも思えるパッチですが、違うのかな?(^^;;。
で、ports を利用してインストールした pgp5 は、/usr/local/bin/ にインストールされるのですが、これだと mew が動かない場合があるかと思います。mew が、pgp のバージョンを認識出来ず pgp コマンドが発見出来ない為です。
一番安直な方法は以下で回避出来ます。
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# cd /usr/local/bin
# ln -s pgp5 pgp
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要は、pgp50i を ソースからインストールした場合、/usr/local/bin/pgp としてインストールされるのに、ports からインストールした場合は、/usr/local/bin/pgp5 としてインストールされてしまうのでその分の差分を無くす為の symlink になります。
・xemacs-21.1.9
XEmacs の 21.1 系も make 出来なくなりました。あれれ・・。これが無いと mew が読めないし、pgp50i も使えないのでこっちが先ですね。ふみふみ。と、言いつつ、ports/packages でどれを使ったらよいやら・・。沢山有りすぎてわかりましぇん。
XEmacs の今までのインストール方法に付いては、こちら でどうぞ。基本的には、流れは一緒で 21.1.9 もインストール出来ました。
と、言う事で、XEmacs は packages からインストールしました。ja-xemacs-canna-21.1.9.tgz ですね。これと、関連する sumo パッケージを持って来て pkg_add しましょう。はい。おしまい。
とは、行かないんですね・・。どうも、packages の XEmacs は sumo の package(XEmacs のパッケージ)数が少なくて、全然まともに動いてくれません。あれれ・・。
考えて見れば、XEmacs のバイナリ部分の make が出来ないだけで、XEmacs のパッケージ部分(*.el、*.elc の集まり)は今回は特に問題は無いはずだっ!!と、言う事に気が付きます。と、言う事は、/usr/local/lib/xemacs だけを 正規の sumo パッケージに置き換えれば良いだけだ。と、言う事に気が付きます。ふっふっふっ。と、言う事でれっつとらいっ!!
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# cd /usr/local/lib/
# mv xemacs xemacs.ORG
# mkdir xemacs
# mkdir xemacs/site-lisp
# cd /usr/local/src/xemacs/
# tar xvzfp xemacs-mule-sumo-2000-01-24.tar.gz -C /usr/local/lib/xemacs
# tar xvzfp xemacs-sumo-2000-01-24.tar.gz -C /usr/local/lib/xemacs
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これで良いわけですね。XEmacs を起動してみると、今度は正しくうごいてくれたかと思います。音も出たでしょ?ふっふっふっ。
・その他は?
後、私が体験したのは 今はもう無い、けど、私は軽くて今までずっと使っていた popclient-3.0b6 が make 出来なくなっています。これは、ports ももう無いので、fetchmail に置き換えました。
今の所の問題点はとれ位でしょうか。もっと他にも直面しそうですけどね。ふみふみ。
あ、インストールネタの所でも書きましたが、ssh-1.2.27 は OS に組み込まれました。/usr/bin/ssh です。新たに インストールする必要は無くなりました。ふみふみ。