最新更新日 2000.05.09.

インストールは?
 3.4-RELEASE でインストーラの形式が変わりましたが、それを受け継いでいます。ただ、「ノービス」が無くなって、「スタンダード」と言う(英語の(^^;)文字になりました。インストールする事にやっている事は一緒ですね。私は基本的に ftp インストールで、毎回、newfs した後にインストールします。アップグレードインストールはした事がありません(^^;;。

他、気が付いた点は以下の通りです。

・ATA/66 な HDD が動きます。インストール時に行う newfs はむちゃくちゃ速いです。すげーーっ。

・GENERIC カーネルは IPv6 をサポートしています。NIC を認識する時に IPv6 なメッセージが出力されます。しかし、梅さん 曰く bootFD は IPv6 の初期化は行っていないので、FTP インストール出来無いそうです(^^;;。

・インストール完了後に anonymous ftp サーバの設定をしても有効になりません。これは、3/7 版 SNAP から見られた現象(バグ?)です。インストール完了の再起動後に /stand/sysinstall から anonymous ftp サーバの設定を再度してあげましょう。

 インストール時に気が付いた所はこれ位でしょうか。さ、皆さんもインストール、頑張ってくださいね。考えて見ると、私はあんまりインストールでてこづったりしませんねぇ。嬉しい事です。ふふふ。

カーネル再構築。
 LINT を日本語に翻訳したのがあるので参考にしてみてください。  →  LINT.ja.txt

 私のマシンの dmesg ははこんな感じです。  →  dmesg

 なんと、私の BP6 のマシンでは apm を有効にすると、カーネルがデバッグモードに落ちてしまいます。しくしく(g_g)。カーネルレベルで APM を無効にするか、BIOS レベルで無効にすれば、問題は無いでしょう。
 ただし、3.4-RELEASE では正しく動いていただけにちょっと残念です。4.1-RELEASE では再び復活する事を期待しましょう。

 後、NIC に lr0 を使っているのですが、これは、カーネルの設定ファイル中、

----------------
# PCI Ethernet NICs that use the common MII bus controller code.
device		miibus		# MII bus support
device		rl		# RealTek 8129/8139
----------------
 と、言う感じに設定しないと有効になりませんでした。 miibus 消すと動かないですね。はい。

 後、何か書く事があるとするとぉ・・。あ、NTFS が動き出しました。mount_ntfs コマンドが付いたので、ext2fs と同様に設定して mount 出来る様ににります。ふふふ;-)。

再起動後・・。んんん?
 例えば、Softupdates を有効にしようと思い、boot: /kernel -s とかして、シングルユーザモードで起動しようとした時、ブートローダはカーネルを見付けられるのに、mount の方は、/ バーティションを見付けられない事態に陥ってしまいます。私が体験したのは、

・boot: /kernel -s してシングルユーザで起動しようとした時
・マシンが落ちて fsck しようとする時

等には、ブート途中で以下のメッセージが出力され / パーティションのデバイスを指定する様言われます。

----------------
ad4: 19569MB  [39761/16/63] at ata2-master using UDMA66
Waiting 15 seconds for SCSI devices to settle
Mounting root from ufs:ad0s2a
Root mount failed: 6
Mounting root from ufs:ad0a
Root mount failed: 6

Manual root filesystem specification:
:  Mount  using filesystem 
eg. ufs:/dev/da0s1a
?                  List valid disk boot devices
       Abort manual input

mountroot> ufs:/dev/ad4s2a
----------------
 自分の / パーティションはいつも覚えておきましょう;-)。私の場合は、ufs:/dev/ad4s2a と打ちました。これで / パーティションを mount してくれてようやっと動き出します。ふぅぅ。

ライブラリがない?(@_o)
 openssl-0.9.4 が標準で付いたみたいですが、libssl.so が無いと言われ、tcpdump が動きません・・。しくしく。

 後、SNAP ショット版では体験しなかったのですが、telnet とか、ssh(ssh-1.2.27 が標準で付いた)は libcrypto.so.1 が無い。と言われて動きませんでした。

 libssl.so は SNAP の時から有りませんでした。libcrypto.so.1 は RELEASE で有った様な気がします。なんてったって telnet が正しく行えた記憶がありますから・・(^^;;。もしかしたら、fsck で消えてしまったのかも・・(^^;;。libcrypto.so.1 の方は以下の様にして回避しました。これで、telnet や ssh 等が動き出しました。

----------------
# cd /usr/lib
# ln -s libscrypt.so.2 libcrypt.so.1
----------------
 例えば、packages の fetchmail 等は、libssl が無いと動かない。等、いろいろなライブラリを要求してきます。さて・・。どこにあるのだろう・・。本当に fsck で消えてしまったのかなぁ・・。しくしく・・。

4.0-RELEASE のマシンに telnet したら。あれ?
 今ではすっかりおなじみななった 4.0-RELEASE のバグです。

 4.0-RELEASE のマシンに telnet とか ftp した時にプロンプトが全然返っ て来なくなります。あれれ。原因は、telnet を受けた 4.0-RELEASE 側が DNS を参照しに行ってしまう為、4.0-RELEASE のホストは、電話をかけに行ってし まう(ダイアルアップ PPP してしまう)、もしくはだんまりになって全然プロ ンプトが戻らない。と、言う現象に陥ってしまいました。

 これは、4.0-RELEASE に IPv6 の機能を組み込んだ時に一緒に入ってしまっ たバグです。こうならない様にするには、Kernel から、INET6 の項目を取る のが一番です。え? IPv6 している人はどないすんねん?て?(^^;;。詳しく は、

http://home.jp.FreeBSD.ORG/cgi-bin/showmail/FreeBSD-users-jp/51103
http://home.jp.FreeBSD.ORG/cgi-bin/showmail/FreeBSD-users-jp/51215

 で話題になっているかと思います。

 インストールの所ではこんな感じでしょうか・・。他にもあったらどんどん追加していきます。 つづく。



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