カーネルのコンフィグファイルに 以下の環境があるのにブート時のメッセージを認識してくれない・・。
---------------- controller wdc0 at isa? port "IO_WD1" bio irq 14 vector wdintr disk wd0 at wdc0 drive 0 disk wd1 at wdc0 drive 1 controller wdc1 at isa? port "IO_WD2" bio irq 15 vector wdintr disk wd2 at wdc1 drive 0 disk wd3 at wdc1 drive 1 options ATAPI #Enable ATAPI support for IDE bus options ATAPI_STATIC #Don't do it as an LKM device wcd0 #IDE CD-ROM ----------------おかしいですねぇぇ。と、言う事で自分の PC の IDE に対するハード構成を検証してみましょう。
IDEプライマリコントローラ:マスター:EIDE 1.2G HDD
スレーブ:無し
IDEセカンダリコントローラ:マスター:ATAPI CD-ROM
スレーブ:無し
この構成で FreeBSD をブートした場合、何故か知りませんが セカンダリコントローラを認識してくれません。つまり、ATAPI CD-ROM のデバイスドライバ(wcd0)を認識する以前に wdc1 が認識されないのです。うーーん。この構成ではどのみち無理そうですね・・。と、言う事で以下の構成に変えましょう。
IDEプライマリコントローラ:マスター:EIDE 1.2G HDD
スレーブ:ATAPI CD-ROM
IDEセカンダリコントローラ:マスター:無し
スレーブ:無し
こうすると、片方の IDE コントローラが認識しないままですが、同じコントローラ上に有るので何とか認識すると思います。または、お金持ちな人は以下の様にしてみてください。
IDEプライマリコントローラ:マスター:EIDE 1.2G HDD
スレーブ:無し
IDEセカンダリコントローラ:マスター:ATAPI CD-ROM
スレーブ:新しく買った EIDE HDD
こうした場合、マザーボードの設定が必要になって来る PC が有るかも知れません。セカンダリコントローラのスレーブに HDD が付いた事を認識させる必要が有りそうです。
さて、いままでのハード構成を変更する時は HDD とか CD-ROM のディブスイッチの設定を見直しましょう。へんてこりんな設定だとブートしなくなります。また、既に何かインストールされている HDD は必ず、プライマリコントローラのマスターに付けてください。これが c:\ になります。
PC の構成を変えても一回 FreeBSD をブートしてみましょう。おぉぉーーっ!!今度はちゃんとデバイスを認識してくれたーーっ!!\(^^)/。嬉しいので CD-ROM に CD を入れてすかさず mount コマンドを叩いて見ましょうっ!!
---------------- roman# mkdir /cdrom roman# mount -t cd9660 /dev/wcd0a /cdrom roman# ----------------くくくく。 CD を見事に mount 出来ました。凄いですねぇぇ。SCSI CD-ROM と同じ使い方が出来るぅぅ\(^^)/。
#にしても・・。ATAPI CD-ROM の「ごしごし」って音あんま好きになれないです。SCSI CD-ROM のあの「しゅいーーん」って音、良いですよねぇぇ(^^;;。